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お客様だけでなく地域の方に喜んで頂ける企業へ

私たちグッドハート㈱では毎週会議で

「今週どんなことをしてお客様に喜んでいただいたか?感動していただいたか?」を

発表しています。



今週の会議では、設備職人の益田から

「木曜日、事務所の倉庫のところでおばあちゃんに声をかけられました。

「重富団地のバス停で降りたかったけど、この近くのバス停で降りてしまった。

土地勘がなく行き方を教えてほしい」とのことでした。

同じ方向の現場に行く予定だったので、ついでに作業車で送ってあげて喜んでもらいました。」

との発表がありました。すばらしい。


会議は、お客様だけでなく地域の方に喜んでいただいたという発表もOKというルールになっています。

この会議を続けていると、「道路で車が止まって困っている人がいたので安全な場所まで車を押してあげた」

「交通事故で混乱している人がいて、たまたま通りがかったのでお茶を買って「落ち着いて!」と声をかけたら号泣して感謝された。」

というような発表が多くなります。


実は世の中には困っている人がたくさんいて、でもそういう目で見ないと見過ごしてしまうのだと思います。

1週間に1度、必ず「どうやって人から喜んでもらえたか?感謝されたか?」を発表する会議があるおかげで、

「困っている人がいたら貢献したい」という思いが生まれるようです。

「職人の生活と地位の向上に貢献したい」という私の使命については以前のブログに書きました。




今日は「職人不足」と「職人の高齢化」について思いを書きたいと思います。

インターネットで「大工の平均年齢」と検索すると、私たちが住む熊本県の大工の平均年齢は55.9歳。(厚労省発表)

職人の高齢化が進んでいます。私の感覚では大工さんは70歳くらいで現役を退く人が多いように感じます。

平均年齢が55.9歳ですから10年後にはかなりの人が引退し、圧倒的な職人不足になることは簡単に予測できます。

それでも職人の正社員化が進まないのは、今はどうにか職人の確保ができるからだと思います。

私たちグッドハートには現在3人の正社員の大工がいます。20代が1人、40代が2人です。

来年春には高卒の18歳の大工見習が2人、新卒で入社してきます。

やる気がある職人は5年でかなりの仕事ができるようになります。

5年後、10年後に向けて今から職人の採用や教育が必要だと私たちは考えています。

 

このブログを読んで一人でも多くの工務店やビルダーの経営者が「正社員の職人が必要だ。うちも正社員として職人を採用しよう」と考えてくれて、それまで日給月給で不安定だった職人さんの生活が安定し、その奥さんや子供さんが安心して生活できるようになったら、私たちの活動は意味があるし、そうやって世の中に貢献していこうと、会議ではみんなで話し合っています。


追記:ちなみに熊本県の大工の平均所得は290.4万円。(厚労省発表)やはり300万円未満でした。これではなかなか「職人になろう」という若者は増えません。「職人はかっこいい」「職人は稼げる」という社会にしたいと思っています。




 

 

 


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